最近になって荷台の側面が羽のように開くトラックを「ウィングボディ」と呼ぶことを知った。インターネットで調べてみると、荷台の左右から荷物を積み降ろせるから作業時間が短縮できたり、フォークリフトも上手く活用出来る。ボタン一つで開閉できるタイプもあるから、作業する人員を選ばず、女性でも扱いやすことも大きなメリットじゃないかな。
ウィングボディの活用方法は荷物を効率よく積み降ろす、運ぶだけではないと思う。例えば、アイドルのミニコンサートにこの車両が使われている場面を見たことがある。開閉した時にちゃんと屋根ができる点も嬉しい。屋外だけじゃなく、屋内イベントでも車両が入ることができる場所であれば立派な展示施設となるのだ。
ウィングボディはまだまだ改良が続けられているらしい。現在ではアルミが素材として主流だが、軽量化のために特殊なプラスチックを使うなど地味に進化も続けている。このような進化は、物流おける関係者の作業負担を少しでも軽減させることに期待したい。急激に物流需要が伸びて一人あたりの作業量が尋常ではないし、企業が上手にウィングボディを活用できれば、色々なシーンで小回りを利かせながら運営が行えるはずだ。