遺品整理はこれから先どんどん必要とされる仕事となります。核家族化が進み、子供が巣立った後は夫婦で暮らすのが一般的です。そして、配偶者を亡くした後は、独居となる高齢者が少なくありません。独居されている高齢者が亡くなった時、残された家財の始末に離れて過ごす子供や孫が困ることが非常に多く見られます。
老人施設などで暮らす場合であっても死亡退所となった場合、日常的に使っていいた家具や家電品などの始末に困ることが多くあります。自宅で亡くなる場合であっても、施設で亡くなる場合であっても、遺品整理が必要となることが非常に多くあります。別々に暮らしているため、亡くなった親が使っていた古くなった家具や家電品を再利用しようとする例は余りありません。現在はリサイクル家電などは処分するのに手間やお金を必要とするので、古物商資格を有する遺品整理業者に任す方が合理的です。大型家具などは運搬が大変なため古物としてはほとんど流通しません。そのため多くが粗大ごみとして廃棄することになります。その場合であっても運搬のための車両やある程度の人数を必要としますし、解体する場合道具や技術も必要です。それに慣れてない方が行うと危険です。このように核家族化、少子高齢化がすすむ現在、遺品整理はますます必要とされています。