金属メッキといったように、物の表面を金属で覆うようにする表面処理のことをメッキと言いますね。以前金属アレルギーに関することを調べていた時に自然と金属メッキについても目に入ることになったのですが、そこで初めて知ったことがありました。

よくカタカナで表記されているので外来語なのかと思っていたのですが、なんと和製漢語だったのです。滅金とかいてめっきんと読むものが由来なのだそうですね。ではなぜカタカナで書かれているのかといった疑問もありますが、特に理由は無いのかもしれません。
めっきの役割のひとつに酸化しやすい金属を保護するということが挙げられます。酸化しやすい金属を酸化しづらい金属で覆ってあげる事によって持ちを良くするのですね。もう一つ、金属的な質感をだしたり、高価な印象を持たせるためにプラスチックなどにする処理もまためっきというようです。こちらのめっきはアクセサリーなどでよくみかけるものですね。
電気めっきや無電解めっきなどメッキには様々な種類があるようですが、少し専門的になってしまうので理解するにはもう少し勉強が必要でしょう。しかしメッキは日常生活の様々な場所で活用されていますので、意識して探してみるのも面白いかもしれませんね。