我家は昔農家でしたが、今は母がわずかな畑を作るのみです。所有していた農機具はすっかり処分してしまっていたので、この畑の耕うんは、近所の農家の方に頼んでいたのでしてもらっていました。その方も高齢で農業を縮小したので、いくら労賃を払って作業してもらうといえども、頼みにくい状況になってきました。来年からはどうしたらいいものかと悩んでいました。
私は農家をしたことはなかったので知識も何もありません。でも、家に耕うん機があれば悩みもなくなると思って、前向きに購入することを考えました。いろいろ調べて、7馬力くらいで30万円以下の耕うん機を買おうと思って販売店に行きました。
農機具販売店に行ったところ、トラクターを進められました。その理由は、耕うん機は押さえるのが結構大変だということ、何度も耕うんすることになるということ、我が家の畑の立地条件ならトラクターの方が断然楽だということなどでした。
そこで、乗用耕うん機や最も馬力の低いトラクターを調べると、値段が100万円くらいします。当初の予算からすると高すぎるから耕うん機で我慢するかと思っていました。そんなところへ、ある農機具販売店から30万円の中古トラクターを紹介され見に行きました。
中古製品には不安がありましたが、前の使用者が秋まで使っていたこと、クボタで紹介してくれたこと、30年くらいのトラクターを使っている人は結構いることなどから購入を決めました。
春に中古トラクターを使ってみたところ、問題はありません。クボタのスタッフも見てくれました。なにより、耕うんにそれなりに時間がかかったので、耕うん機でなくてよかったと思いました。